霊感の定義ってナニ?

普段、何気なく使っている(使われている)「霊感」という言葉ですが、
では、あなたは"自分の定義する霊感"について、きちんと言語化することが出来るでしょうか。
恐らく、占い・スピ界隈で、これほど"曖昧に"使われている言葉はないでしょう。
同時に、その"曖昧さ"を利用して、手軽に稼げる(騙せる)言葉もないでしょう。
もちろん、これは真のサイキック能力を否定するものではありません。

そもそも、日本語の「霊感」という言葉のイメージが、問題なんだよね。
管理人と同世代&少し上の人なら、1980年代のオカルトブームを記憶しているいるはず。
こっくりさん系降霊術、夏休みには心霊特集、少女コミックのジャンルにも心霊系がありました。
当然、それだけ流行ったジャンルなので、それらを"解説"する人たちもいました。
当時、有名だった霊能者の名前を1人、2人、すぐに言える人も多いでしょう。
とはいえ、そうした"オカルト面"の印象が強く残っている為に、
未だに「霊感=一部の人だけが持っているもの」と思っている人が多いように思います。
本当は「誰にでも備わっているもの」という事実を直視しない(笑)

まあ、あれだけオカルト寄りのイメージ植え付けられたらね。
アレと同じものが自分にも在るなんて、怖くて拒絶したくなるかもしれませんけども。
一言で言えば、所謂"霊感"にも色々種類があるというコト。
上記の"オカルト霊感"は、厳密には"ミディアムシップ"と呼ばれるモノで、
かつて人間だったモノ(=死者)や、生者の感情(=生霊)と対話するものが主流でした。
だから、より日本的に表現するなら、所謂"口寄せ"みたいなもの。
心霊写真ガー、廃墟ガー、ご先祖様ガーは、大抵コレです。
それはそれで、立派な1つの能力ではあるけれど、確かに余り欲しくはないですね(笑)

一部、神霊を降ろすというのもありますが、これはスピでいう"チャネリング"のコト。
チャネリングとミディアムシップは、西欧圏では完全に別モノです。
両者をごちゃ混ぜにして、都合良く"霊感"と呼んでいるのは和製スピ界隈だけ。
これらの違いについては、また改めて書くことにしますが。
スピ視点では、霊感=サイキックとなり、誰もが(潜在的に)持っている能力、となります。
そして、特に有名なのが4つのクレア(クレアボヤンス、クレアオーディエンス、
クレアセンシェンス、クレアコグニザント)と呼ばれているもの。
これは、スピリチュアルを学べば、必ず何処かで一度は耳にする言葉でしょう。

4つのクレアは、明確な視覚、明確な聴覚、明確な感覚、明確な知覚、とそれぞれ訳されます。
ここで勘の良い人は、ある種の"違和感"に気づいて下さるかもしれませんが、
最初の「視覚・聴覚」は、俗に霊感占いで言う「霊視・霊聴」と扱われているものです。
もっと言えば、多くの人が"自覚"しやすい能力が、この「視る・聴く」なのです。
反対に「感覚・知覚」の場合は、自覚が難しい為に、理性で否定してしまう場合も多いです。
また、よりマイナーなクレアタンジェンシー(触覚)、クレアサリエンス(嗅覚)、
クレアガスタンス(味覚)に至っては、サイキックではなく"職人技"として認識されるでしょう。
ですが、五感すべてにクレアは存在し、直感もまたクレアの1つの顕われ方となります。

この辺りは、占星術の「ソフトアスペクト・ハードアスペクト」が、
単純に「吉角・凶角」と訳されていることによる誤解、弊害と全く同じ仕組みです。
本当に、いっそ誰かが意図的に隠した、という陰謀論を打ち立てたいほど傍迷惑な話です★
なので、オカルト霊感は無くても、誰もが何かしらの能力は持っています。
とはいえ、自覚・意識して使って行かない限り、錆びついてしまっている事実は否めません。
その上で、自身の能力を磨くも磨かないも、各個人の自由意志だと思います。
ただ、昨今の過度な"霊感信仰"は、少し道を外れていると感じるだけです。
特に、ミディアムのオカルト霊感は"低い周波数"と繋がる為、お勧め出来ません。

どうしても、亡くなった愛する人の言葉を聞きたい、というのなら理解出来ますが、
生きている人間の人生の"道標"に、死者(ご先祖含めて)の声を聴くというのは、
スピリチュアル的には、完全にアウトです。
かつて、人間として生まれた魂は"守護"は出来ても、ガイドとして"案内"は出来ません。
これは、高次元には性別が無いことを考えれば、明白なことでしょう。
結局、慾望を叶えたい人間、その"慾望"を利用して儲けたい人間(&企業)が、
占い・スピ界隈に"変なモノ"を蔓延らせて、全体のエネルギーを落としている訳です★
そうした意味でも、自らのスピリチュアル観を確立して欲しいと思います♡

2000年以降のスピの在り方が、ちょっと苦手なシリウスB気質。     自身では、トゥバン(竜座)やアンドロメダ付近までしか遡れませんが、もっと遠い場所から来た魂さんのようです(←他人事)